そよ風の昭和歌謡ブログ

昭和歌謡好きな30代のブログ

野口五郎シングル 好きな曲5曲

※本ページにはプロモーションが含まれています。

 

〈今回の記事を書こうと思った理由〉

2024年2月23日に68歳の誕生日を迎える野口五郎さん。

先週は、甘い生活・私鉄沿線・哀しみの終るときの3部作について記事を書いた。

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しかし、これだけでいったん終わってしまうのは寂しい、もったいないなという気持ちがあった。そういう思いになったのは、ライブに数回行ったからだと思う。今までブログで取り上げた歌手の中には、ライブに一度も行ったことがない人もいるし、残念ながら行けないまま亡くなられた方もいる。

ただ、ライブにいくのはあくまでも自分が楽しむためということは忘れないように、他の生活に支障が出ない範囲で少しずつ参加していきたい。

(ブログのアクセス数を上げるためにライブに行く、ということにはならないように自戒を込めて書いておきたい)

今回は自分の好きな野口五郎さんのシングル曲について、ライブのことも思い出しながら書くことにした。

あくまでも自分の解釈であり、言葉足らずなところもあると思う。また、別の解釈があってもいいし、それを否定するものではないことを記載しておく。



〈好きな曲5曲〉

まだ、ブログで取り上げていない曲で好きな曲を5曲選曲した。

 

オレンジの雨(1973年)

作詞:吉田栄子(補作詞:大日方俊子) 作曲:筒美京平

 

「そんなこと どうでもいいじゃない」という歌いだしが印象的。

火遊びとか結構すごい言葉が出てくるのだが、ノリのいい曲調で聴きやすい。

恋は気まぐれなんだから、この曲のように突き進めばいいんじゃないかと思わせてくれる。(実際はそうはならないけど…)

 

むさし野詩人(1977年)

作詞:松本 隆 作曲:佐藤 寛

 

失恋をした男性が恋人のことを思い出しながら、一緒に過ごした場所をたどっていっている。サビの「20才の春ははかなくて 生きてる事は哀しい詩だ」

という歌詞について思うことがある。

最近では物価高かつ賃金上昇もあまり望めないなど、暗いニュースが多いのだが、

世間一般的には、20才というと楽しいことがたくさんあって未来も明るいようなイメージがある。

だけど、イメージとは反しても悲しいときは思いっきり悲しんでいい、それが青春なのだと言っているように思えた。

作曲した佐藤寛氏は五郎さんの実兄である。詞の世界や五郎さんの美しい声を引き出すメロディーが素敵であり、それに応えて詞の世界を表現した五郎さんも素晴らしい。

 

沈黙(1977年)

作詞:松本 隆  作曲:筒美京平

 

この曲は2019年のライブで歌われた。

この時、初めて五郎さんのライブにいったのだが、この曲のイントロのかっこよさにまず惹かれた。映画のワンシーンを切り取ったようなイメージをさせる曲。サビの「静かに泣けよ~」のビブラートがすごく切なげでいい。

この歌を歌ってみたことがあるが、音程の上下が激しくかなり難しい曲だった。(他の曲も難しめな曲は多いが)五郎さんの歌声を信じてこういう曲を書いた京平先生と、歌いこなす五郎さんやっぱ凄い。

 

女になって出直せよ(1979年)

作詞:阿久 悠 作曲:筒美京平

 

この曲はアメリカ、ロサンゼルスでレコーディングされた。

今までのシングル曲にあったザ歌謡曲というイメージとは違い、ビートの効いた曲にドラムやサックスが重なってかっこいい曲である。最近海外から注目されているシティポップの一曲である。また、この曲では五郎さん自身もギタリストとしてレコーディングに参加しており、番組で歌唱した際もエレキギターを弾きながら歌っている。

 

序曲・愛(1983年)

作詞:伊藤アキラ 作曲:三木たかし

 

ライブの時にはサビのところだけ歌い、後はバンドメンバーの紹介の際のBGMになっている。

あまり一般的には知られていないが、ファンには人気が高い曲で、ラジオ番組でリクエストされているのを聴いたことがある。

冒頭の歌詞

「名前さえ知らずにいた あの日に戻りたいと

抱きしめたぼくの腕の中で 君は言う」

切なげなメロディーなので、失恋ソングなのかなと思うのだが、歌詞を読み返すと、困難に直面しながらも、また二人で歩き出そうとする情景に思える。最後のエレキギターの音色もよく、泣ける曲である。

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