そよ風の昭和歌謡ブログ

昭和歌謡好きな30代のブログ

歌手生活60周年を迎えるレジェンド~五木ひろし~

※本ページにはプロモーションが含まれています。

 

〈今回書こうと思った理由〉

2024年3月14日に、76歳の誕生日を迎えた五木ひろしさん。

紅白歌合戦に50回連続出場、日本レコード大賞を2回受賞、最優秀歌唱賞を3回受賞するなど日本を代表する歌手である。

今は趣味などが多様化しており、日本中の誰もがとはいえないが、少なくとも40代以上の方々であれば、ほとんどの人が知っている歌手だと思う。

 

私は熱心なファンではないけれど、子供のころから当たり前のように紅白に出場していて、コロッケさんなど沢山の人にものまねされているのを知っていた。70歳を過ぎても情感あふれる美声をTVやライブで披露されていて、流石だなあと感じることが多い。

その一方、地上波の音楽番組では、五木さんを始めとする演歌歌謡曲の歌手が取り上げられることが少なくなってきていると感じる。紅白歌合戦への出場も、2020年をもって終了した。

時代の変化、次の世代に役割を譲るという要因もあるかもしれない。

 

しかし、昭和歌謡に親しみをもった私にとっては、少し寂しさを感じてしまうのだ。76歳の誕生日を迎えられたこと、また、歌手生活60周年ということなので、これを機会に五木さんのことを改めて取り上げてみたいと思った。

 

今回は、五木さんの経歴、私の思った五木さんの凄いところと印象に残った曲をまとめてみた。

 

〈経歴〉(本当に簡単ではありますが…)

1948年3月14日 福井県生まれ

1964年 コロムビア全国歌謡コンクールで優勝、専属歌手となる。

1965年 松山まさるを芸名として、「新宿駅から/信濃路の果て」でデビュー。

その後、5年の間に2度も芸名を変更するなど不遇の時代を過ごす。

1970年 三谷謙の芸名で、オーディション番組「全日本歌謡選手権」へ出場。

10週連続で勝ち抜きグランドチャンピオンとなり、レコード歌手として再デビューできる権利を獲得。

1971年 五木ひろしへ改名し、「よこはま・たそがれ」で再デビュー。

オリコン最高1位、65万枚の売上を記録する。

1974年 「夜空」で日本レコード大賞を受賞。以後70年代、80年代のレコード大賞では、賞レースの常連となる。

1984年 「長良川艶歌」で2回目の日本レコード大賞を受賞。

現在までメディア出演、海外公演も含むライブ活動など精力的に活動中。

 

〈凄いところ〉

・2024年3月までにシングル134枚を発売

Wikipediaでは133枚となっていたが、公式HPを確認すると2024年3月13日に新曲「こしの都」を発売したとのこと。

有名な歌手でもレコード会社などの関係で、なかなか新曲の発売が出来ない中、

70歳を過ぎても1年に1枚コンスタントに新曲を出し続けるなんて凄すぎる…。

 

・20代後半から体型が変わっていない

五木さんは、毎日体重計に乗り、カレンダーに記録している。20代後半から30代前半の体型と変わっていないので、20代の時の衣装を今でも着れるし、若手の歌手に衣装をあげても、その歌手が五木さんの着ていたものをそのまま着れるんだとか。

見た目をなるべく変えないようにしたいという心がけ、流石プロである。

 

〈印象に残っている曲〉

 

・待っている女(1972年)

作詞:山口洋子 作曲:藤本卓也

youtu.be

CS放送で夜のヒットスタジオの再放送を見たとき、メドレーでキャンディーズがこの曲のワンフレーズを歌っていたのだが、お恥ずかしながら誰の歌かわからなかった。次に五木さんが歌ったことで、五木さんの曲だとわかり、驚いたのを覚えている。

この曲はポップス演歌といわれており、リズム感のある歌で今聴いても面白い曲だと思う。

 

・契り(1982年)

作詞:阿久 悠 作曲:五木ひろし

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美しい情景をイメージさせる、また、愛する人を思うとても感動的な曲である。

ただ、私がこの曲を知ったのは、コロッケのものまねロボット五木である。

歌の合間に電子音を思い出してしまうのだ(笑)

 

・山河(2000年)

作詞:小椋 佳  作曲:堀内孝雄

youtu.be

 

2020年の50回目の紅白歌合戦で歌唱した曲。

歌詞の冒頭はこのようになっている。

「人はみな山河に生まれ 抱かれ 挑み

人はみな山河を信じ 和み 愛す」

スケールの大きい曲で人生と山河との関わりを描いている曲である。

 

五木さんの曲はヒット曲だけでも多数あり、初めての記事でどのようにまとめるかかなり迷った。

また、レコード大賞にノミネートされた曲でも知らない曲があり、五木さんの人気と実力の凄さを改めて実感した。これからも、もっと五木さんの曲を聴いていきたいと思った。