そよ風の昭和歌謡ブログ

昭和歌謡好きな30代のブログ

札幌市営地下鉄「虹と雪のバラード」放送停止について

※本ページにはプロモーションが含まれています。

 

〈「虹と雪のバラード」放送停止について〉

 

2024年3月、札幌市は地下鉄で放送していた駅メロ「虹と雪のバラード」を順次停止すると発表した。

オリンピック招致活動の機運を盛り上げるため、2019年より流れていたが、2023年にオリンピック招致活動を停止したため、取りやめることとなった。

下記にて駅メロを聴くことが出来る。

youtu.be

〈「虹と雪のバラード」とはどんな曲なのか〉

 

作詞:河邨文一郎、作曲:村井邦彦

 

1972年に開催された、札幌オリンピックのテーマ曲。

NHK札幌放送局が制作し、札幌医科大学の教授を務めた詩人の河邨文一郎さんが作詞した。

歌は様々な歌手の競作となったが、最終的にはフォークデュオ、「トワ・エ・モワ」版が定着したとのこと。

その後も合唱曲や札幌雪まつりの際に流されるなど、札幌オリンピックを知らない世代にも市民の愛唱歌として定着していった。

歌詞は以下の通りとなっている。

 

虹の地平を歩み出て 影たちが近づく

手をとりあって

町ができる 美しい町が

あふれる旗 叫び そして歌

 

僕らは呼ぶ あふれる夢に

あの星たちの間に

眠っている北の空に

君の名を呼ぶ オリンピックと

 

オリンピックが開催されることで、町が発展し希望に溢れる市民の心情がよく表れている素敵な曲である。

私も、高校生の時部活で歌ったことがある曲で親しみを感じていただけに、駅メロ停止は寂しく感じる。

ただ、これからも残していきたい名曲には変わりない。サブスクで配信もされているし、公式ではないがYouTubeにも歌唱映像があるので聴いてみて欲しい。

 

↓駅メロを勝手にフルバージョンにしたもの

なかなかの完成度

youtu.be

 

参考HP