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〈感想〉
2022年の西城秀樹さんのライブ映像をDVD化した「HIDEKI SAIJO FESTA LIVE IN TOKYO 2022 THE50」を観ました。
2022年9月にHIDEKI SAIJO FESTA というイベントが行われ、9月23日、24日には秀樹さんの声と映像に生バンドの音を合わせたライブが行われました。DVDは9月24日のライブの様子を収録しています。
2018年に逝去された後も、秀樹さんを求める熱いファンの声はやまず、2019年以降フィルムコンサートなど様々なイベントが開催されてきました。
DVDに付属していた冊子を読んでみると、単に過去の映像を流すというだけではなく、リマスタリングや声を取り出す細かい作業を行ったのち、構成をしたとのことでした。
このライブの半年前、4月にも同形式のライブが神奈川と大阪で行われています。
私は大阪で行われたライブに参加しており、秀樹さんは映像ではあるものの、生バンドの音も迫力があり、本当にそこにいるかのような空間でした。
このDVDに収録されている9月のライブには参加出来ませんでしたが、DVD発売の他にもWOWOWでの放送もされており、反響が大きかったことがわかります。
シングルヒット曲が中心でしたが、アルバム「若き獅子たち」より「渚から」「~抱擁~秋」といった季節にふさわしい隠れた名曲も演奏されていました。秀樹さんの映像、音声はどうしてもデジタル加工が必要なため、50代のものが中心でした。10代、20代の時から歌ってきた曲について、年数を重ねても大切に歌い続けてきたんだなと感じました。
特に、「ブーメランストリート」、「炎」、「ナイトゲーム」といった曲は、本当にパワフルでバンドの音と観客のペンライトが合わさって盛り上がりを感じました。
バンドメンバーも、ずっと秀樹さんのライブで演奏していた方々なので、全く違和感なく映像の秀樹さんと一体となっていました。
どのアーティストもそうですが、今はYouTubeやその他動画サービスが沢山あるため、DVDを購入するのはコアなファンだけだと思っています。でも、このDVDはシングルヒット曲が中心なので、シングル曲くらいは知っているかなくらいのライトなファンでも楽しめると思います。(私の両親もそうですが、50代以降の方々は、コアなファンじゃなくても70年代や80年代にヒットした曲は結構知っているのです。)
〈自分の思いや今後の要望〉
今回、2024年5月16日に秀樹さんの7回忌を迎えるにあたり、改めてDVDを見て思ったことをブログにまとめようと思いました。
現在ファンは十分すぎるほど事務所への要望はもちろん、TVやラジオでリクエストをしたり、個人でSNS、ブログ、YouTubeなどで秀樹さんの魅力について発信し続けています。
今、私が昭和歌謡を好きになり、ブログを書こうと思ったのもファンの皆様の発信により、秀樹さんの素晴らしい楽曲を知ったのがきっかけです。
ただ、私の場合は芸能人に本格的にはまるのが遅く、自分のキャパシティに見合わない活動をしてしまい、疲弊してしまいました。
現在は、SNSとは距離を置き、公式HPやLINEだけチェックするようにしています。
また、本当に欲しいものだけ購入するようにしています。
要望としては、サブスクが2000年代ユニバーサルへ移籍した以降の楽曲しかないので、70年代80年代のシングル曲のみでも解禁してほしいなあと思います。
ブログなどで楽曲を紹介するときに紹介しやすいですし、スマホが当たり前の時代なので手軽にライトなファンでも楽曲を聴きやすくなるからです。
(参考までに新御三家といわれた郷ひろみさん、野口五郎さんや同世代の山口百恵さん、岩崎宏美さん等70年代、80年代の楽曲もサブスクで聴けるようになっています)
アルバム復刻盤が発売されている最中なので、全て復刻した後なのかもしれません。