2024年10月18日で69歳(!)の誕生日を迎える郷ひろみさん。
テレビやYouTubeで見る姿は、とてもその年齢とは思えないくらい若々しいです。
新御三家で、西城秀樹さん、野口五郎さんは既に何度か取り上げましたが、まだ郷ひろみさんを取り上げておらず、いつかは書こうと思っていました。
今回は、郷ひろみさんのプロフィールや昭和にヒットした代表曲についてまとめたいと思います。
【プロフィール】(本当に簡単ですが)
1955年 福岡県生まれ
1972年 「男の子女の子」で歌手デビュー
オリコン週間チャート最高8位となる。
1973年 ブロマイド年間売上実績No1となり、西城秀樹、野口五郎とともに新御三家と呼ばれるようになる。
1974年 10枚目のシングル「よろしく哀愁」が初のオリコン週間チャート1位となる。
それ以降も多数ヒット曲を送り出す。
NHK紅白歌合戦には、36回(!)出場(歴代7位)
歌手活動の他、ドラマやバラエティー番組にも多数出演。
2024年には110枚目(!)のシングル「できるだけ、」を発売。
歌手デビュー52年目で110枚目のシングルを発売、また、全国ツアーを行っているなんて本当に凄すぎます。
【昭和にヒットした代表曲】
ひろみさんのヒット曲は多数ありますが、昭和にヒットした曲で私の印象に残っているものをまとめてみました。
・男の子女の子(1972年)
作詞:岩谷時子 作曲:筒美京平
デビューシングル。
今のひろみさんのイメージとは違い、デビュー当時は凄く可愛らしくて甘い歌声でした。
当時の映像を見ると、本当に目がくっきりとしていて美少年だったのがわかります。
・よろしく哀愁(1974年)
作詞:安井かずみ 作曲:筒美京平
10枚目のシングル。唯一オリコン1位を獲得した曲。
サビの「会えない時間が 愛育てるのさ 目をつぶれば君がいる」というところがとても印象的です。昔は今と違って交通機関も不便だったし、携帯もないから、会えない時間も大切な人への思いを膨らませていたのかななんて想像してしまいます。
・誘われてフラメンコ(1975年)
作詞:橋本淳 作曲:筒美京平
13枚目のシングル。オリコン最高2位。
編曲も筒美京平が担当しており、曲のキャッチ―さや間奏の疾走感は流石だなあと感じます。
詞も、女性の魅力に心が揺れてしまうという内容で、ひろみさんのイメージに合っているなあと感じました。
・マイレディー(1979年)
作詞曲:唐沢晴之介
32枚目のシングル。オリコン最高8位。
作詞作曲のクレジットには唐沢晴之介と記載されているが、ひろみさんのドラマでの役名とのことです。
実際に作詞作曲したのは、網倉一也でした。
ひろみさんのレコードで唯一持っているのがこの曲です。確かに、クレジットを観た時「唐沢さんなんて見慣れない名前だなあ」とは思いましたが、どんな経緯でついたのかまでは調べていませんでした。
始めはスローペースで始まりますが、間奏をはさんでラテンのノリを感じる曲となります。
・お嫁サンバ(1981年)
作詞:三浦徳子 作曲:小杉保夫
38枚目のシングル。オリコン最高6位。
この曲もラテンのノリを感じます。
この曲を聴くと前奏の時点でテンションが上がります。
サビは遊び心溢れていて、「123ンバ223ンバ」という歌詞が出てきていて、当初ひろみさんは歌うのを拒否したとのこと。しかし、プロデューサーの酒井 政利さんがこの曲を明るく歌えるのはあなたしかいない」と説得したそうです。
・二億四千万の瞳-エキゾティック・ジャパンー(1984年)
作詞:売野雅勇 作曲:井上大輔
50枚目のシングル。オリコン最高7位。
最近の紅白歌合戦ではこの曲を歌唱することが多く、ひろみさん世代でなくても知っている人は多いのではないかと思います。
昨年はブレイキンへ挑戦し、観客や視聴者を驚かせました。
この曲の「ジャパーン」とか伸ばすところのビブラートがとても気持ちいいです。
また、歌詞の繰り返しやメロディのところのジャケットプレイなど、ひろみさんといえばこの曲のイメージがとても強いです。
ただ、そのイメージの割にはオリコン最高7位、セールスは21.3万枚と他の曲に比べると低く感じてしまいます。
(ひろみさんの売上1位曲はGold Finger’99で、枚数は54万8000枚)
この曲もノリがよく、前奏の「億千万」の繰り返しなど楽しくて印象に残る作品となっています。
ひろみさんの曲を改めて聴いてみると、気持ちが明るく前向きになりました。
そして、テレビなどで馴染みがあり何度も聴いているはずなのに全然飽きずに楽しくなります。
見た目もそうですが、歌声やダンスも若いころと変わらず、ステージに立つためにもの凄く努力されているのを感じます。今後も元気に活躍する姿を観たいなと思いますし、ライブにも行ってみたいです。