そよ風の昭和歌謡ブログ

昭和歌謡好きな30代のブログ

昭和デビュー歌手の洋楽カバー曲~有名な曲を中心に~

今まで日本の作曲家が書いた曲を中心に紹介してきたのですが、昭和デビューの歌手は、洋楽カバーにも沢山取り組んでいました。そして、ヒットしたおなじみのあの曲も元々は洋楽であることを知り、驚きました。70年代や80年代は歌謡曲全盛期ではありますが、洋楽も沢山聴かれていた時代であり、歌謡曲に洋楽のエッセンスを取り入れていった時代でもあります。

そこで、今回は有名な曲を中心に洋楽カバー曲を紹介したいと思います。(一部平成にリリースした曲があります。)全てシングル曲です。

 

1 フィーリング/ハイ・ファイ・セット(1976年)

原曲は「愛のフィーリング(Feelings)」

ブラジルのシンガーソングライター、モーリスアルバートが1975年にリリースしたシングル。

コーラスグループのハイ・ファイ・セットが1976年末にカバーをリリースし、オリコン週間2位、売上56万枚と大ヒットしました。日本語詞はなかにし礼が担当しました。

「フィーリング」のサビのコーラス、がとても美しい曲ですが、歌詞は切なげで「愛はひと時のその場限りの幻なの」というところが印象的でした。

 

2 哀愁でいと/田原俊彦(1980年)

原曲は「New York City Nights」

アメリカの歌手レイフ・ギャレットが1979年にリリース。

田原俊彦のデビュー曲として1980年にカバーをリリースし、オリコン週間2位の大ヒットとなりました。日本語詞は小林和子が担当しました。

還暦を過ぎてもこの曲を歌って踊るトシちゃんをYouTubeで見ることが出来ます。曲のノリもよくて、カッコいいです。

 

3 ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)/荻野目洋子(1985年)

原曲は「Eat You Up」

イギリスの歌手アンジーゴールドが1985年にリリースして、世界的に大ヒットしました。

荻野目洋子の7枚目のシングルとして、1985年にカバーをリリースして、オリコン週間5位と大ヒットしました。

日本語詞は篠原仁志が担当しました。

近年お笑い芸人の平野ノラ、登美丘高校ダンス部がこの曲を使用して再注目されています。

 

4 CHA-CHA-CHA/石井明美(1986年)

原曲は「CHA-CHA-CHA」

イタリアのダンスグループであるフィンツィ・コンティーニのシングル。

石井明美がデビューシングルでカバーし、オリコン週間1位、1986年の年間でも1位と大ヒットしました。

日本語詞は今野雄二が担当。

冒頭からラテンのリズムが感じられて、ノリのいい曲です。現在は夢グループのコンサートを中心に活動されているようです。

 

5 GOLDFINGER’99/郷ひろみ(1999年)

原曲は「Livin’ la Vida Loca」

プエルトリコの歌手、リッキーマーティンが1999年に英語でリリースし世界的に大ヒットとなりました。

同年に郷ひろみがカバーをリリースし、オリコン13位とヒットしました。

ただ、その後郷ひろみといえばこの曲をイメージする人が多いと思うので、オリコン順位以上に記憶に残る曲だと思います。ひろみさん自身もお気に入りなのか、色んな歌番組で歌っています。

日本語詞は康 珍化(カンチンファ)が担当。

サビの「A CHICHI A CHI」の歌詞や振付が印象的ですよね。このサビの歌詞はひろみさん自身の発案だったとのことです。

 

6 バイラモス~Tonight WeDance~/西城秀樹(1999年)

原曲は「Bailamos」

スペイン出身、アメリカ在住の歌手、エンリケ・イグレアシスが1999年にリリース。

全米のbillboard Hot 100では週間1位を記録しました。

同年に西城秀樹がカバーをリリースし、オリコン最高30位でした。

同年のNHK紅白歌合戦でも歌唱しました。

この曲もラテンのリズムが感じられて、とてもカッコイイ曲です。

 

Spofityで、紹介したカバー曲→原曲の順にプレイリストを作成したので是非聴いてみて欲しいです。