10/8にシンガーソングライターの谷村新司さんが74歳で亡くなった。
谷村さんの熱心なファンではなかったけれど、このニュースには驚いた。
今年の24時間テレビは谷村さんが体調不良で不参加、堀内孝雄さんら仲間のミュージシャンが応援に駆けつけていたのを見たのだが、まさか亡くなってしまうとは…。
谷村新司さん死去 74歳 「冬の稲妻」「昴」など数々のヒット曲 | NHK | 訃報
アリスとして、冬の稲妻やチャンピオンがヒットした時には私はまだ生まれていなかった。でも、ものまね番組でよくマネをされてたり、24時間テレビで加山雄三と一緒にサライを歌っていたりして当然のように知っていた。
作家として楽曲提供もしており、山口百恵さんの「いい日旅立ち」は、アイドルへフォークシンガーが楽曲提供したという点で画期的であり、世代を超えて知られる名曲となった。
ソロシンガーとしても、「昴」などヒット曲を出している。
昭和歌謡をテーマとしたブログを運営していることもあり、改めてアリスの楽曲を聴いてみた。「チャンピオン」は戦いに挑んだボクサーの姿が浮かんできて、谷村さんと堀内さんの歌唱も魂が伝わってくる曲だった。
フジテレビのCS放送でも、3~4年程前にアリス特集をしていて、今でも人気のあるグループなんだなと思ったことを覚えている。その特集は、メンバー全員が70歳になったので70年代の夜のヒットスタジオを放送したのと、現在のコンサートツアーの様子とインタビューを紹介するというものだった。
アリスの曲で衝撃的だと感じたのが「帰らざる日々」である。
西城秀樹さんのカバーを聴いて、「byebyebye」のサビがかなり印象に残る曲だなあとは思っていた。改めてアリスの歌唱も聴いて、歌詞に注目してみたら失恋した女性の自〇(あえて隠す)を思わせる曲だった。愛した人との別れの切なさや心の傷の表現の仕方が凄かった。
北海道のSTVラジオ、MUSIC★Jでも、10/17の放送ではアリスや谷村さんの曲やそれと関連した曲を沢山紹介していた。(広島県のRCCラジオでも同じ日に放送されている)「チャンピオン」などお馴染みの曲はもちろん、小川知子さんとのデュエット、「忘れていいの―愛の幕切れ―」が紹介されていた。
10/25まではradikoタイムフリーで聴けるし、北海道や広島県以外にお住まいの方でも月385円のプレミアム会員に入会すれば聴くことが出来る。
沢山の素晴らしい曲、パフォーマンスを残した谷村さん。
ご冥福をお祈りいたします。