そよ風の昭和歌謡ブログ

昭和歌謡好きな30代のブログ

4/15五十嵐浩晃ライブレポと感じたこと

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4/15 札幌にある円山ノクターンで行われた、五十嵐浩晃さんのライブに行ってきた。

昨年のフォークうたごえまつりを見てから、ずっとソロライブに参加したいと思っていたのが叶った。

 

客層は案の定、50代から60代くらいが中心。

30代なのに昭和から活躍する歌手のライブに行くと、その中でどうしても浮いてしまう感じがする。でも、ライブが始まればそんなの関係なく曲の世界に引き込まれ、MCで笑っている自分がいるのだから不思議だ。

 

セトリは、1stアルバム 愛は風まかせが中心であった。(それ以上は、来月東京ライブもあるので控えるが)

2023年3月にリマスター盤が発売されたこと、2022年に発売された「シティポップの基本」がこの100枚でわかる! にこのアルバムが掲載された影響が大きいと思う。

ソニーミュージックさん、栗本斉さん、関係者の皆さんに感謝したい。それがなければ、このライブのセトリは叶わなかったのではないかと思う。

 

とにかく、年齢なんて感じさせない透き通る歌声は健在だし、ロングトーンや高音をきちんと当ててくるのが凄かった。本当に全身が震えるほど素晴らしいライブだった。

五十嵐さんの曲は、世代の違う自分でも風景とか切ない気持ちとかそういうのが浮かび上がってくるのがいい。

 

五十嵐さん、バックバンドの皆さん、関係者の皆さん、素敵な時間をありがとうございました。

 

ライブのMCで、五十嵐さんは「音楽で食べている人なんて少ないから、自分やバックバンドの人たちは変態」といった話をしていた。

それを聞いて、生まれる前の音楽にこんなにはまってしまう自分も変態なのではという考えがよぎった。

最近、youtubeやサブスクで昔の作品を気軽に聴けるようになったことで、世代ではないけど昭和歌謡が好きだという人たちが増えているが、日本の人口やらメディアの宣伝なども考えると少数派である。

それでも、CDを買う人、ライブに来る人がいなければ、昭和の素晴らしい楽曲は埋もれてなくなっていくかもしれない。その時代に青春時代を過ごした人たちの思い出だけで、終わってしまうのは勿体ないと思うのだ。

私自身も決してお金持ちではないし、コネや人脈もない。

出来る範囲でCDを買い、ライブに行き、グッズを買うこと、ラジオやテレビでリクエストや感想を送る、ブログやSNSで発信するのをコツコツやっていくしかない。

 

ただ、どれもやりすぎると本当に日常生活が金銭的、体力的、精神的に辛くなるので、程々にするのがいい。

程々は人によって違うので、心地よく好きなアーティストを見たり聴いたり発信出来るくらいがいいんじゃないかなと思う。

 

撮影OK出たのに上手く撮れず(泣)